2016年8月18日木曜日

DCTFilter その4

DCTFilterを更新しました。ver.0.5.0です。

バイナリ

追加・変更等
・avisynth2.6用のコードのバグを修正。
・avisynth+の追加フォーマットに対応。

avs2.6のみで使われるコードにバグがあったのを修正するついでにavs+の10/12/14bitフォーマットにも対応させました。
もともと内部処理はこれを見越してのfloat演算なので、入力クリップのbit深度とRGBかYUVかを判定するコードを追加するだけでした。


さて、このフィルタはMT_NICE_FILTERとして使えるように書いたつもりです。
そしてユーザー側で特にMT modeを設定しない限りはMT_NICE_FILTERとして設定されるようにもしています。
ところがDeblock_QEDにこれを使ってマルチスレッドで実行すると映像が壊れることがあるという報告を一件受けました。
で、試しに手元のサンプル映像に掛けてみたのですが、特にそんな様子もありません。

そもそもMT_NICE_FILTERというのは、avisynth+がマルチスレッドで動かそうとする際に特に障害となるような要素を持っていないだけの、ただのシングルスレッドで動くフィルタのことです。
マルチスレッドで動かしているのはavisynth+のほうなんですから、バグるなら報告先が違うような気がするんですが…?

あと、不具合が出るソースのサンプルもスクリプトも実行環境の説明も何もなしにただバグると言われても正直困ります。
再現可能な情報の提供がなければ動きようがないのです。
逆に再現率が高く再現方法も手軽なものであれば、そのバグは大抵すぐに直ります

というわけで、バグを見つけられた方はなるべく再現方法も教えてください。お願いします。

追記:報告者によると、これのほかにavs+やらいろいろ更新したら再現しなくなったそうです…まあ、そんなところだろうとは思ってたけどね。

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